こんにちは。フリーランスとしてWebデザイナーや動画編集をして活動してます。 natsuです。
私は元々は、10数年以上会社員として、毎日電車通勤して、そこそこのお給料をいただいておりました。様々な理由からフリーランスになり活動しています。
今回は私がなぜ、10数年以上勤めた会社を辞めてまでフリーランスになったのかを4つの理由に分けて、詳細をお伝えしていこうと思います。
同じように悩むママさんやパパさんの参考に少しでもなれたら嬉しいです。
自分の環境が変わり、新たな環境に目を向けたから
バリバリ働いていた20代・・・
会社員と紹介していました、私の前職ですが、詳細を述べると(会社名は伏せますが)、飲食店の社員でした。学生時代、就活氷河期だったため、就職に前向きになれなかった私をやる気にさせてくれたのが、アルバイトをしていた前職でした。
そのまま社員試験を受けると採用され、毎月休みも少ない中、働きまくりました。1ヶ月近く休みなしを武勇伝にしていたようなそんな時代。私も、店長にまでなり、毎日楽しかったし、それが当たり前で何の疑問も持っていませんでした。
そして、結婚後すぐ、妊娠。2人一気に産休・育休を取り、3年ぶりに復帰して、
また、ガツガツ働くぞ!保育園に預けたら何とかなると思っていました。
でも飲食店は深夜遅くまでありますので、さすがに夜遅くまでは難しいと判断し、時短勤務の社員としての復帰でした。
20代の経験から自信満々で天狗になっていたのかも。心が折れるのはすぐでした。
きっかけ突然に。懇親会にて
何とか3年ぶりの勤務も慣れてきて、もっと色々やりたい欲が出てきていたある日。
人事の方や普段関わらない社員の方たちとの懇親会のようなものがあり、参加しました。そして人事の偉い方から、将来は、パートさんになるんでしょ?(パートさんのような社員)と信じられない言葉をいただき、自分の立場を理解しました・・・
今は時短勤務が認められているけど、それも小学生になるまで。
それ以降は、本部スタッフに進む女性が多かったので、私もそう進むとぼんやり思っていました。しかし、会社も少しずつ成長をとげ、現場は現場。本部は本部。みたいなものがいつの間にか出来上がっていたのです。
3年休んでいた間に、もう変化した会社になってしまったんだなと思いました。
私がやりたかったことはパートさんではない。
でもこのままだとそうなるしかない。
実は飲食の仕事が楽しい!という訳ではなく、ビジネスとして、自分が経営者のようにできるから。マネジメントが楽しい。そうはっきり自覚しました。
とはいえ、その時すでに勤続年数10年が経過していたので、時短勤務でも一般のOLさんくらいの給料を貰えており、パート社員になっても困らない。
この時は、また時代が変わっていくだろうと、一旦自分のモヤモヤに蓋をしていました。
でも、今になって思えば、フリーランスになった最初の理由(きっかけ)です。
結婚し子供を授かり、全く違う環境になることで、今までと違うと感じる方は多いですよね。
私も、この出来事がきっかけで少しずつ、幸せとは?とか、生きがいとか。新たな理想の環境について、色々考えはじめました。
子供と余裕を持って向き合いたい&自分の身体を大切にして働きたいから
子供が休んでばかり・・・
これは、保育園に預けて働くママさんパパさんなら1度や2度ではないと思います。
私とパパが体が軟弱ということもあるのかも知れませんが、0歳児から預けた下の子は、1年。2年経ってもお休みが多い方でした。
1歳半のころ、小児喘息の診断を受け、喘息治療を始めると、さすがに私も、余裕を持ちながら仕事をするようにはなりました。
でも、急な呼び出しなどは困りました。コロナ禍前の話ではありますが、担当のお店に連れて行って、休憩室でYouTubeやおもちゃを与えてしのいだことも1度や2度ではありません。
さらに、アレルギーも発覚し、蕁麻疹が出たり。大学病院へ通うことになりました。
休める環境ではあったけれども、周りの目を気にしている自分。ストレスがどんどん溜まり、子供たちに怒鳴ったりすることも増えてしまいました。
この環境下でも、上手くやられているママさんパパさんはたくさんいるのにどうして私は出来ないのだろう・・・追い詰めてしまっていました。
自分が、もっと家にいることが出来たら、もっと穏やかな日々を送れるのでは。もっとアレルギーのことも向き合えるのではと・・・とにかく余裕を持ちたいと思いました。
私の持病発覚・・・
私は、子供の頃からよく風邪を引くタイプで、社会人になっても変わらずでした・・・
20代の頃から、風邪を引くと咳をこじらせるようになり、病院を転々とするうちにようやく治る。
ママになっても相変わらずというか、子どもの風邪がうつり、子供以上に発熱するようになり・・・
そして咳がなかなか治らず、飲食店の仕事に影響が出るようになりました。
退職する半年前。ようやく喘息になっていたことが分かり、20代の頃からのことがつながりました。
喘息だからと言ってお仕事できないという訳ではないです。予防をしながら、頑張っている方も多いのは知っています。
しかし、子供のこと。自分の身体のこと。自分の生きがいのこと。トータルで考えると、飲食店の仕事がこれからも、正しい選択なのか。
自分の身体を大切にすることは子供達を守ることにもつながりますよね。
上記の出来事から、色々な職業を調べ始めていました。
フリーランスという選択肢を考えたのは次の理由からです。
コロナ禍のおうち時間で、フリーランスがベストだと思ったから
勉強時間が作れたことで前を向く
飲食店の仕事はやめようと思っても、なかなかフリーランスになるというところまでは辿り着きませんでした。
きっかけは、コロナ禍でした。
自粛ムードが高まったことで、皆さんもおうちで何かをすることが増えたのではないでしょうか?
もともと私は、学生時代にプログラミングを勉強し、当時賑わせた、Windows97とか98とかでホームページを作成したりしていたのです。もう数十年前なのでお恥ずかしい・・・
そこから、WEBデザイナーの道が目指せるかも知れない!と勉強を少しずつ開始しました。色々ブログをみて、ママがおうちで仕事をしている人も多いと分かり、私にピッタリだと感じました。
その中で、子供たちとパパはYouTubeにどハマりし、YouTubeの動画編集も楽しそうだな!とプラスで手をつけ始めました。
コロナ禍でお外に出られない、いつもと違う日常で戸惑いましたが、それをきっかけに新たな視点でチャレンジする。
自分がいつの間にか後ろ向きになっていたのを、前向きに変えさせてくれました。
もちろん、たくさんの方がかかっているし、大変な時だけど・・・どうとらえて、『前に歩き出すか』ではないかと思っています。
パパの後押しがあったから
辞めてもいいよ。頑張ってみたら?そっと背中を押してくれた。
上記の理由があったとしても、いざ会社を辞めるのって勇気がいるものです。私が世帯主ではないものの、住宅ローンは半々にして共働き前提だし。
お金のこと。将来のこと。キリがないくらい悩みました。
けれど最終的に、パパが全く反対せずに応援してくれたのが最後の一押しでした。
口うるさくいうタイプではなく、私の言うことを、黙って聞いてくれました(聞き流していた??笑)
私はパパに恩返しをするべく、パパの給料を抜かす!という目標を立てました(パパは草食系なので、大歓迎とのこと)
まとめ
①自分の環境が変わり、新たな環境に目をむけたから。
②子供と余裕を持って向き合いたい&自分の身体を大事にして働きたいから。
③コロナ禍のおうち時間でフリーランスがベストと気がついたから。
④パパの後押しがあったから。
4つの理由というか出来事が、新たな私へと導いてくれました。
現在は全く後悔することもなく、楽しい毎日を過ごしています。
色々な事情で職業を変えている方はたくさんいるし、フリーランス人口も増えています。
全てのママパパに当てはまることなんてことはありませんが、少しでも参考に&共感していただけたら嬉しいです。
フリーランスになっての時間配分など、これからも自身の経験を発信していきます。